■CFDとは ニューヨーク証券取引所

ニューヨーク証券取引所(ニューヨークしょうけんとりひきじょ、New York Stock Exchange:NYSE=ナイス)は、アメリカ合衆国のニューヨークにある世界最大の証券取引所である。 世界一上場審査が厳しいとされ、上場企業数は約2,800社。そのうち外国企業は約460社(47の国・地域)が上場している。 日本の三大証券取引所とは異なり、企業規模などによる市場指定(第一部・第二部など)は行ってはいない。大規模企業の上場が多く、日本企業では1970年にソニーが上場して以来、現在19社が上場している。また、シンボルコード(別称:ティッカー)と呼ばれる、各企業を表す1〜3桁のアルファベットがNYSE内の証券コードとして用いられる。 相場 取引時間は9:30から16:00(日本時間では23:30〜翌朝6:00、サマータイム期間中は1時間早まる)。 株価指標は「ダウ工業株30種平均」(Dow Jones Industrial Average)と呼ばれ、ダウ・ジョーンズ社(Dow Jones & Company)によって発表される。ただし、NASDAQ公開のマイクロソフトやインテルのように、非NYSE上場企業銘柄もダウ平均を構成している。この指標の動向が全世界の相場展開に反映される。 この他、構成銘柄が少ないダウ平均に対して、より外国為替を反映するよう1970年代中頃に開発された「NYSE Composite Index」がある。NYSE自身が独自に算出しており、構成銘柄はすべてNYSE上場企業である。 資本 2005年4月20日、電子証券取引所を運営するアーキペラゴ・ホールディングス社(Archipelago Holdings Inc.、AX)を買収予定であると発表した。証券取引委員会(SEC)がこれを承認したことを受け、NYSEは66億ドルを投じてAXを買収。手続きを2006年3月7日に終了させた上で持株会社「NYSEグループ」を設立、翌3月8日にNYSEに株式を上場した。これによりNYSEは、213年間に及ぶ非営利会員組織としての歴史に幕を下ろし、NYSEグループ傘下の株式会社として再出発した。 2006年6月1日、証券取引所運営会社ユーロネクストとの合併を発表。2007年4月4日、監督官庁や株主の承認を経て、新会社NYSEユーロネクストが発足した。 証券業界の今後ですか。長期のトレンドでみれば家計に占める投資比率の割合は、欧米のように証券投資の比率が減ることはないと思います。ただ、株の売買を主力とした対面営業を生業とした証券会社は構造不況業種といわざるをえません。ではどう対応すべきかといえば、少なくとも当社について言えば、当社ならではのIT技術を駆使して、多様化する商品をどうキャッチアップするか、スピードが減速しない対応ができるかどうかが命題になると思います。また、外国為替証拠金取引証券としてシステムをさらに充実させることと、各分野に精通した情報のエキスパートの育成も急務です。日本の証券取引所がリリースする、カバードワラントやETFなども、お客様のニーズを探りながら検討していきたいと思います。 最後に本誌読者の個人投資家の方々へメッセージをお願いします。 今の市場は乱高下が激しくて苦労されているでしょう。ただ、その中から投資対象を正しいアプローチ、正しい目で選択すればチャンスはあると思います。今は、言い換えれば「お買い得」の時期でもあるわけですから。 ----シミュレーションとは、具体的にどのようなことをするのですか。 足立:数値流体力学(ComputationalFluidDynamics)、通称CFDです。いわゆる流体計算ですね。流体を解析するコードのことをCFDコードと呼びますが、アメリカのロスアラモス研究所というところでこのコードを使って開発されたKIVA(キバ))というソフトウェアがあります。このKIVAを使うと、エンジン内部で何が起こっているのかなど、ある程度の性能が測れます。まだまだ精度があまりよくないので、より高性能なことができるように、このKIVAを購入し改良を加えているのです。 自分のデスクで CFDコードとにらめっこ研究では、エンジンの実験前にある程度の結果予測をしますが、実験中にエンジン内部で実際に何が起こっているかは分かりません。そこで、このKIVAというソフトが活躍するのです。エンジンの内部ではこれくらいで着火し、このあたりでススが出て、等々、シミュレーションできるよう改良作業が必要なので、その作業をしています。 KIVAは、自分のデスクのパソコンに入っています。ソフトウェアの中でどういう計算がされているか分からないことが多いですが、これはオープンソースになっているので、すべて画面で見えます。ここでコードを書き換えたりするのです。自分である程度モデルを入れたりもできるんですよ。 このような計算をすることによって、エンジン内部でどのようなことが起きているのかが分かるようになってくるのです。本来なら多くのエンジンを買ってきて実験したいところではありますが、それは資金的にも大変です。市販のCFDコードを使ったソフトウェアを活用すれば、実際のエンジンをたくさん使わなくてもよいので、最近とても注目されています。 自分が改良したソフトの性能が本当に良くなったかどうかはどのように判断するのですか。 研究室と同じ建物にある エンジンの実験装置の一つ足立:それはやはり実験結果ですね。本当は実験する前に、ソフトウェアで結果がすべて分かればよいのですが、残念ながらそこまで完璧な性能は持ち合わせていません。今は、シミュレーションと実験結果とを照らし合わせてみる必要があります。実験結果とシミュレーション結果が合致したときに、エンジン内部でどのようなことが起きているかが解明されるのです。 この研究室では、大手の自動車メーカーと共同でこのようなシミュレーションの実験を行っています。実際に実験をするために、企業からエンジンを提供してもらうことも多いです。 次なる挑戦ロケットエンジン 今後はどのようなことに挑戦したいですか。 足立:自分のエンジンを作ってみたいですね。実は、ロケットエンジンを作ってみたいんですよね。あの、宇宙に行くロケットのエンジンです。ジェットエンジンを使うので自動車エンジンとはまったく違うものではありますが。地球上の燃料も枯渇しているし、将来は、外(宇宙)に燃料を調達しに行く時代がすぐ来ると思いますよ。自分で開発したロケットエンジンで宇宙にいく---最高ですね!宇宙には行ってみたいんですよ〜。「人類への貢献」というよりも、純粋に「宇宙に行ってみたい!」という気持ちの方が正直に言うと強いです(笑)。 修士過程を終了したら、どうしたいですか。 足立:自動車メーカーでエンジン開発に携わりたいです。今はメーカーの方と会う機会もありますし、大手自動車メーカーには、この研究室の先輩が多くいます。是非自分でエンジンを作っていきたいですね。 研究ライフ足立さんの「とある一日」 足立:授業は週3コマだけなので、授業のない日はこんな感じですね…。 旅とバイクと研究と・・・ マチュ・ピチュ(ペルー) <上>足立氏撮影 <下>後姿は足立氏本人研究以外でこれからやってみたいことはありますか。 足立:旅が趣味なんです。いろいろなところを旅しましたが、今度はメキシコかインドに行ってみたいですね。リュックを背負って旅行をするんです。今年の9月は他の研究室の友人と20日間ペルーに行きました。マチュ・ピチュを観に、断崖絶壁を歩きましたよ(写真)!す〜ごく遠かったです。ヒューストン経由で25時間かけて行きました。本当は18日間だったのですが、ハリケーン・リタの影響で2日間足止めをくってしまいました…。カンボジア、ベトナム、タイ、台湾や、スペインを含めヨーロッパもぶらぶらしたことがあります。 それから、バイクも好きです。僕と同い年のオフロード車に乗っています(笑)。ツーリングで山形と福島にも行ったときには、バイクのスタンドが折れたりして、大変でしたよ。日々修理して乗っています。 これから環境・エネルギー専攻で学ぶ人たちへのメッセージ足立:ひとつのことを朝から晩まで考えられる環境はとてもいいと思います。私の場合はエンジンという専門になりますが。最初のうちは上手くいかなくて落ち込んだりもしますが、そのうち忍耐力・くじけない力は身につきます。そのような探究心と力強さが欲しい人には是非来てもらいたいです!