信用取引を決済する方法の一つ。空(から)買いをしている場合には売り(転売)、空売りをしている場合には買い(買戻し)といった反対の売買の形がとられる。その際、株券や売買代金の授受は行われず、差金(売りの約定代金と買いの約定代金の差額)だけの受渡しで弁済が行われる。手仕舞(てじまい)ともいう。
信用取引の決済には、このほか、現渡し、現引きの方法があるが、
社会保険労務士試験を目的として行われるのが信用取引の特色でもあることから、実際には反対売買による弁済がほとんどである。なお、商品取引所における先物(さきもの)取引などの決済にも反対売買の方法がとられる。
次に株式指数先物の場合は、いろいろ業者でアイデアが違うのでひとつではないとお考えください。まずは、現在価値に引きなおした(PVにした)商品の場合で、たとえば日経225先物のCFDの場合、ネーミングが“ジャパン225”とかに変えられていることもあります。これは「日経225」という名前が日経新聞社の所有なので、勝手に使えないため名前を変えます(ロイヤリティを払って使う業者もあるでしょう)。仮に、日経225先物の直近限月が8950円―8970円だったとすると、残存日数/365日分を所定の金利で現在価格に引きなおして、たとえばですが、8920−8950というマーケットを作ります。これは理論上の現在価格(直物相場)となります。日経平均とは必ずしも一致しません。“ジャパン225”は金利補完した理論上の現在価格なので、実際の日経平均とは近似することはあっても同一ではありません。しかし、このジャパン225を取引することは実質的に日経225先物の直近限月を取引するのと同じことになります。金利補完に使う基準金利が業者によって変更されたときにのみ理論的には金利変化分の影響を受けますが、相場の変動率に比べたらないに等しいといえます。
日経225先物を取引する場合は必ず限月がありますから納会前には
不動産投資いをして次の限月に乗り換えるなどの取引を必要としますが、ジャパン225の場合は常に直近限月を原資産市場=カバー取引する市場として合成しているので、限月がないという利点があります。しかしながら、その代わり、毎日日歩(フィナンシャルチャージ)が発生します。理論上の直物価格に置き換えた取引なのでポジションを明日に繰り延べればその分の金利コストが発生するわけです。本来先物価格に織り込まれている金利コストを外だしにしたともいえます。こうしてみるとFXのそれと作りがそっくりであることにお気づきだと思います。
証拠金についてですが、欧州の場合大体日中が1%で、マーケットクローズの1時間前ぐらいに繰り延べリスク分で3%になるというような仕組みが多いです。これは同一口座でデイトレ(日中の取引)を活発化させる反面、明日への繰越ポジションに対しては3倍の証拠金を確保するという考え方からそういうサービスが導入されています。FXと違って、株のCFDは対象となる市場が取引所ですから、原則その取引所での取引がされている間しか
債務整理も取引はできません。ジャパン225を例にすれば、大証の日経225先物市場が開いている間だけの取引となるので、そのクローズの一時間前(例です)には持っているポジションに対する3%の証拠金を確保しておかないとマージンカットされてしまいます。計算が面倒という人は最初からデイトレもキャリーもすべて常に3%以上の余剰を維持しておけば悩むことはありません。現在のネット証券では信用も先物も大体30%(3倍のレバレッジ)でしょうから、それに馴れている人は特に問題はないと思います。むしろその10倍近いレバレッジがかけられるということで突然興奮してやりすぎないように注意が必要です。
業者の裏側について、つまりカバーの部分ですが、仕組みとしては2種類あります。一旦顧客のポジションを受けてある程度束ねてから対象市場でカバーを取るケース、これを欧州では「RequoteModel」と呼びますが、この業者はそのためのディーラー部門を必要とします。FXで私が呼ぶところの「DI」です。この機能を持つと、対象市場が閉まっている時間でもワイドなプライスながら取引が継続できたり、取引所の最低取引単位未満の小口の取引ができたりすることもあります。一方、顧客が取引するひとつひとつを完全に対象市場でカバーするモデルを「DMA」と呼びます。DirectMarketAccessの略です。この場合業者内部にディーラーをおく必要がありません。FXで私が呼ぶところの「EE」です。また、市場が閉まればCFDも停止し、最低取引単位も市場のそれにあわせることになります。値段と日歩のあるなしが違うことになります。
欧州系のCFD業者はどちらのサービスもやっているところが多いです。取引するときにDMAでやるかどうかを選べるのは便利ですが、見た目は複雑になります。細かいOTCのみの部分の取引を考えなければDMAだけで十分満足できるとおもいます。
欧州で実際に人気があるのは、FT、DAX、NASDAQmini、S&P500miniあたりだそうです。
昨年12月、約400人の個人投資家を集めて開かれた都内のある投資セミナーで、オリックス証券が出展した
自動車保険に大きな人だかりができた。
出席者の関心を引いたのは、オリックス証券がインターネット経由で取り扱いを始めたばかりの新しい金融商品「CFD」。コントラクト・フォー・ディファレンスの頭文字をとったもので、日本語では「差金決済取引」。証券取引所などの市場を介さない店頭デリバティブ(金融派生商品)の一種である。
最近は「CFD投資で一獲千金」といったマネー誌の特集記事も目に付き、かつてのFX(外国為替証拠金取引)のように、ネット投資家の間でブームの兆しを見せている。
値動きに投資する商品最大手SBIが参画へ
今年はCFD市場が一気に広がる可能性がある。従来は、取扱業者が3〜4社に限られていたが、オリックス証券などのほか、約180万の取引口座を抱えるネット証券最大手のSBI証券(旧SBIイー・トレード証券)も、参入を表明。2005年からサービス展開している最古参のひまわり証券では、直近の取引口座が前年同期の数倍ペースで増えているという。
CFDとは、いったいどのような金融商品なのか。
CFDでは、投資家は、サービスを提供する証券会社が対象とする個別株や株価指数、債券や商品先物など、さまざまな金融商品に投資できる。が、その際に原資産を保有しない。簡単に言えば、「値動きそのもの」を投資対象にする商品である。
投資家が出した売買注文は、証券会社から「カバー先」と呼ばれる金融機関につながれる。カバー先は反対注文を出したり、他の金融商品でヘッジしたりといったさまざまな手法で、投資家の注文に応じたポジション(持ち高)を確保する。原資産の価格変動に応じCFDの価格も動き、投資家が反対売買で決済すると、カバー先もそれに沿って損益を確定。その値動き分から手数料を除いた分が、投資家の損益となる。「買い」からだけでなく「売り」からでも取引を始められるのも特徴だ。
証券会社が最大のウリにしているのは、CFDがFXと同様に、預け入れた証拠金の数倍のレバレッジを利かせた取引ができる点。
通常の株式投資でも信用取引ならレバレッジ取引ができるが、倍率は最大3倍程度。CFDは、個別株でもおおむね信用取引を上回るレバレッジを利かせられる。たとえばレバレッジ5倍なら、時価10万円の株式に2万円の証拠金で投資できる。その時価が11万円に上がれば、手数料を差し引く前の投資家の利益は1万円と、元手である証拠金の50%もの利益を得られる計算になる。これが個人投資家が注目する理由だ。
だが、そのリスクについては意外と認識されていない。CFDは、FXと同様に、預けた証拠金の一定額を毀損する水準まで投資対象の原資産の価格が変動すると、原則として強制的に手仕舞い(ロスカット)される。ただ、値動きによっては、証拠金以上の損失を抱える場合もあり、そのリスクはFXの比ではない。